Code and DESIGN inc.

株式会社Code and DESIGNのきままブログ

最近のカップ麺問題

どうも、僕です。

 

人工知能やら、なんやら、どんどん進化していく世の中。

カップ麺も同様に進化している。

 

で、進化には痛みを伴う。

構造改革とはそういうもので、今まさにカップ麺に問題が起きている。

それは"後入れ"問題だ。

 

カップ麺はよりよいカップ麺になるために"後入れ"という策を思いついた。

これにより、麺がほぐし易くなり、香りもキープできるようになった。

ここまでは何も問題がない。

が、しかしメーカーはより進化するためにある愚策を思いついてしまった。。。

それは"後入れの多量化"だ。

 

バカみたいに後入れを増やしたことで、味が良くなるはずだと考えられている。

いや、実際に良くなるはず。

だが、そこで無視されてしまったのが"戻し時間"だ。

 

例えば、戻し時間5分のものに4袋後入れがあった場合、4袋入れている間に2分経ってしまうので食べる頃には7分経過していることになる。

3分のものだったら、5分経過するため倍近い戻し時間になってしまうのだ。

 

最近気づいたのだが、中には4袋後入れ時間を見越して戻し時間を少なくしているものもある。

これは本来5分なのに、3分と偽っているパターンだ。

一見親切に見えるが、4袋を入れるとなると入れる時間に個体差が生じてしまう。

早い人は30秒で入れられるだろうし、遅い人は3分かかるかもしれない。

 

結局、4袋も後入れを用意したら明記するしかないと思う。

"※このカップ麺は、後入れ4袋を入れるのに2分かかることを見越して戻し時間を3分としています。"

と。

 

こうすることで、30秒で入れられる人は4分30秒戻せばいいし、3分かかる人は2分にすればいいのだ。

 

ほんとに、めんどくさい世の中になったものだ。

この痛みの時期を乗り越えて、カップ麺の夜明けが来ることを切に願う。